
離婚調停を考える前に、まずはどういうものかを理解してシッカリと準備をすることが大切です。
離婚調停は、始まる前にシッカリと準備しておくことで結果は大きく変わります

ここでは、離婚調停の手続きについての準備を紹介します。
準備の内容を整理して、
1.申立先と手続きについて
2.費用について
3.申立てに必要な書類
の順に見てみましょう。
1.申立先と手続きについて
離婚調停の申立先(調停の手続きを行う先)は家庭裁判所です。
この家庭裁判所は基本的には相手方の住所地の裁判所ですが、夫婦の合意がある場合は別途手続きをすれば全国どこの裁判所でも行うことは可能。
また、事情がある場合はご自信の住所地の裁判所で行いたいことを申し込めば認められる場合もあります。
離婚調停は裁判所で行うので、裁判のようなイメージを持ってしまいがちですが、実際は簡単に言うと...
お互いで話し合いがまとまらない、または、話し合いが出来ないときに裁判まで行く前に行う第三者を通しての話し合い
というイメージで捉えていただければと思います。
なので、手続きは難しいことは無く簡単で、理由も法律で定められたような理由である必要もありません。
また、家庭裁判所では申告に必要な書類の説明や、相談もできます...が...
...とはいえ、プライベートなことなので相談にも行きにくいものですよね...。
そんな方のためにインターネットで簡単に相談をできる環境をこちらでは提供してくださっています。

また、手続きに必要な申立書についてはインターネットでダウンロードすることも出来ます。
2.費用について
離婚調停を考えたときに気になるのが費用のことでしょう。
離婚調停自体の費用は、
・収入印紙代 1200円
・連絡通信用の切手代 800円程度
・夫婦の戸籍謄本の費用 450円
と、高額なものではありません。
ただ、弁護士の方などを雇うと場合によっては高額な請求が発生することも...。
離婚が裁判まで発展した場合は、弁護士を雇うことをお勧めしますが、離婚調停の段階では教えてくださる方があればご自身で知識をつけて行うことをお勧めします

3.申立てに必要な書類
手続きに必要な書類は、
・夫婦関係等調整調停申立書とその写し1通
(こちらの書式はインターネットでもダウンロードできます。)
・夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)
・年金分割のための情報通知書
(ご加入の年金事務所に請求し、相手に知られたくない場合はその点の配慮もしてもらえます。)
です。
このように以外とハードルを高く考えてしまいがちな離婚調停ですが、教えてさえもらえればどなたでも知識をつけることが出来ること。
この他、離婚調停を有利にスムーズに進めるために「陳述書」や場合によっては「証拠品」などもあります。
(こちらは申立時に必要な訳ではありません。)
書類の名前を見ると、とても難しく考えてしまいそうなものですが、名前ほど難しいものではないというのが私の経験からの見解です。
私自身も初めは裁判のようなイメージを持っていたのですが、少し知識をつけるとそうではないことが分かってきました。
ただ、それでも離婚調停は、結果次第で人生を大きく左右するものです!
手続きをする前に、相談しやすいところで相談して内容を頭の中で整理をしてから行ってください。
離婚調停は、始まる前にシッカリと準備しておくことで結果は大きく変わります

私が離婚調停で勝てた方法はこちら

【関連する記事】
- 離婚調停に勝つ為に、あなたが絶対に知らなければいけないこと
- あけましておめでとうございます
- 離婚調停でこれだけは話しておきたいベスト5
- 「離婚」は相手と会わずに離婚できるのか?
- 1回目の調停はどんな話をするの?
- 調停は相手の心理をつくべき
- 離婚調停当日の心構え
- 相手が離婚をすんなり応じるためには
- 親権は男性と女性どちらが有利?
- モラルハラスメントにおける離婚原因
- 離婚調停中の生活
- 離婚後の苗字
- 離婚によって子供に与える影響
- 離婚調停で離婚した場合の復縁は可能?
- 離婚調停に注意するべきこと
- 離婚に対する両親の気持ち
- 家庭裁判所の調停員ってどんな人?
- 離婚調停で離婚が成立しなかった場合
- 相手が調停に出頭しなかった場合
- 離婚調停をせずに裁判はできるのか?