
よく巷では、離婚は戦いだと言われます。愛し合った二人は愛が消えた瞬間から相手を殺したいほど憎むのが離婚だとも語られます。
では、逆に憎んだら有利に離婚できるのでしょうか。
答えは「ノー」です。
離婚をスムーズにさせる秘訣は離婚調停にあります。
■1・人を苦しめる言葉「自分は悪くない、悪いのは相手だ」
結婚をするとき、相手と自分は同一視されます。自分は相手のことを全てわかっている、相手は自分のことを全て理解していてくれると思います。
離婚を考えるときには、自分と相手とは「違う」と考えます。箸の上げ下ろしから、習慣の違い、あらゆることに対し違いを見つけてしまいます。
人は思考の中で常に自分との会話をしています。
思考は好き嫌い、良い悪い、新しい古い、早い遅い、損か得か、安い高い、白か黒か、正しいか間違いか、などの判断をつけようとします。
物事に問題が起きたとき、自信が無い人と罪悪感が強い人ほど、自己正当化が強くあらわれます。
• 自分は悪くない
• 私のせいじゃない
• 相手が先にやったんだ
• 全ての責任は相手にある
• エトセトラ
■2・「離婚」はお互いのしあわせの為の共通の目的
結婚は、結婚することがお互いのしあわせだと同意し結婚状態を継続します。
離婚は、離婚することがお互いのしあわせだと同意し、離婚します。
結婚も離婚もお互いのしあわせの為のアクションで、お互いに憎しみ合う必要はありません。
同じ目的で、同じ利益である場合、お互いに協力し、協調関係を維持した方がお互いの利益が大きくなります。
■3・離婚はお互いの同意があると楽【離婚調停】
離婚は、相手だけが得をして騙されるのではないだろうか、もしかしたら、裏でバカにされて笑われているのでは・・・と考えがちです。
感情的になり混乱してよく理解できない書類にハンコを押したらどうしよう。不安になるのは当然です。
離婚調停は離婚前に、離婚したコンデションをお互いに交渉する良いチャンスです。怖いことや一方的に有利になるようなことはありません。
本来は結婚する前に一度、結婚後の財産分与や離婚のシュミレーションをするのもお互いの利益に繋がります。
離婚には感情的に相手を憎むのは意味が無いことと、離婚調停はお互いのコンデションの交渉であること、離婚するからと交渉の窓口を閉ざすのは本人の「損」になります。
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