
離婚の話し合いがうまくいかなかったり、離婚原因が相手からのDVだったりする場合、離婚調停は有効な方法です。
私の場合は慰謝料や住宅ローンなど、問題が複雑でしたので調停前から弁護士を代理人として立てていました。
なので申し立てはすべて代行してもらったのですが、誰もが弁護士に依頼できるわけではありません。
しかし、離婚調停の申し立てはそう難しいものではないです

私も弁護士に依頼する前に申し立て方法については調べてみましたが、十分自分でできる内容でした

調停の申し立てには、一応、法的離婚事由(不貞行為、悪意の遺棄、3年以上の生死不明、重度の精神病、その他婚姻を継続しがたい重大な事由)が必要ですが、裁判と比べるとそれほど厳密ではありません。
どれにも当てはまらない、という場合でも『その他婚姻を継続しがたい重大な事由』の枠内として捉えられるようです。
■必要書類等
@夫婦関係調整申立書
離婚調停の正式名称を『夫婦関係調整調停』といいます。
申立書は家庭裁判所でもらえます。
また、裁判所のHPからダウンロードできます。
A戸籍謄本
戸籍抄本ではなく全員分が記載された戸籍謄本です。
電子化されたものは戸籍全部事項証明書といいます。
B1,200円分の収入印紙
離婚調停に1200円分の収入印紙が必要ですが、婚姻費用の分担も合わせて申し立てる場合には別途1200円分の収入印紙が必要となりますので注意してください。
C返信用の郵便切手
これは裁判所によって異なりますが大体800円程度になります。
事前に裁判所に問い合わせてください。
D添付書類
場合によっては年金分割のための情報通知書や住民票を求められることもあるようですが、私の場合は不要でした。
これについては申し立て後に求められたらでいいと思います。
あと、婚姻費用の分担や財産分与の資料として収入の証明書を求められることになるとともいますので源泉徴収票等を準備しておきましょう。
◾️申し立ては持参か郵送
書類が準備できたら最寄りの家庭裁判所に持参するか郵送しましょう。
書類は折り曲げても特に問題ありません

◾️書類はコピーをとっておく
送付したものや裁判所から送られてきた書類はコピーをとって、できればファイルに閉じておくと後々話の流れを再確認したりする時に便利です。
私が離婚調停で勝てた方法はこちら

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