
DVが原因で離婚調停を申し立てる前に、自分の身の安全を考えましょう。
また、DVが始まったら、早めに相談をしないと手遅れになることがあります。

■早く相談をすること
DVを受けて苦しんでいるのでしたら、我慢をせずに相談をするようにしましょう。

我慢をして、相手の言いなりになっていては、DVはどんどん悪化するばかり。
だから、早めの対策が必要なんです。
手遅れになってしまってはいけません。
相談をするときには、もう手におえない状況になっている人が多いです。
良く話として取りだたされるのが、そういった最悪のケースばかり。
DVが始まったばかりの初期段階だと、「こんなもんじゃ、まだ相談するれべるじゃないんじゃないか?」考えてしまいがちかもしれませんね。
でも、早く相談をしないと、生活に支障がでて、どうしようもなくなってしまう場合もあるのです。
そうなると、離婚調停でも、話がうまく進まなかったり、調停の場に相手が出席してくれなかったりと、離婚することすら思い通りにいかなくなる場合があります。

■我慢はしない
DVを受けている人は、我慢強いため、「こんな小さな夫婦喧嘩でお世話になるなんて申し訳ない・・・」と思ってしまうかもしれません。
また、「そもそもDVを受けていることやDVの根源は、自分の責任なんだから・・・」と感じているかもしれないでしょう。
しかし、そんな風に思う必要はありません。

相談所は、親切に丁寧に相談に乗ってくれます。
少しでも辛いことがあれば、気軽に相談してみましょう。
また、離婚の準備の相談にも乗ってくれますから、一人で離婚調停に望むよりも心強くなります。
それに、相談所の手助けが必要ないものだって感じれば、それ以上相談しなければいいだけですから、一度相談をするといいですよ。

■相談できる場所
DVの相談をできる場所は意外と沢山あります。
お住まいの地域によっても少し異なりますが、公的サポートから私的サポートから様々です。
無料で相談に乗ってくれることもあるので、親身になって相談に乗ってくれるところを探せるといいでしょう。
とは言え、どこにまずは言ったらいいのかわからない人もおおいですよね。
そういった場合には、警察か市町区役村役場に行くと情報をくれます。
DV夫・DV妻の監視下で、なかなかそういった相談所に足を運べない場合には、電話やインターネットを使って電話で相談に乗ってくれる場所を探しましょう。

NPO法人が運営をしている団体など、無料で相談を乗ってくれるところも沢山あります。

DVは絶対に我慢をしてはなりません。
暴力と言うのは、暴力を振るう方の心の弱さが原因です。
離婚調停を申し立てる前でも、申し立てた後でも、何かあればすぐに相談をすることをおススメします。
それに、暴力を振るっている相手が、何も言わずいつも耐えていれば、それだけ暴力がどんどん悪化する一方でしょう。
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